【簿記③】まずは基礎終了~簿記の一巡の復習~
簿記学習 第三回です。
こちらの記事は、
- 幸せなお金の使い方を学びたい
- オタ活にお金が足らないのでなんとかしたい
- いま簿記の勉強をしているが、一人じゃ張り合いがない
そんな人向けに書いてます。
日常生活の無駄金を省こう
とはいっても、なかなか無駄金って分からないですよね。
ぱっと思いつくのは、お昼の牛丼を豚丼に変えたり、ドリンクのサイズをMをSにしたり、電気をこまめに消したり、そういう節約ですよね。
ただ、そういう節約って苦労とやった感はあるんですが、月数百円の節約にしかならないんですよね。
じゃあ何が節約になるのか? 自分のお財布にいくら入ってるのか、そのお金の使い方は正しいのか。
こういうのを学べる学問が、簿記です。私も完全に打算で勉強をはじめました。どうせなら、幸せになる使い方したいですよね。せっかくなので、一緒に学んでいきましょう。
▼1、2回目はコチラから akiba-live.hatenablog.com
長かった簿記の基礎編も終了しました
基礎編といっても、いままで点で色々とお勉強してきました。ただ今まではそれぞれが点のような関連性が見当たらない、イメージできない状態だったなと思います。問題を出されればなんとなく解法がわかり穴埋めする。そのレベルでした。
今回、ようやく点と点がつながる単元までたどり着いた気がします。すぐ一山越えた気がして、あれ?まだ登り口にも到達してないのでは?なんてビックリすることもしばしばなのですが、テンションが簡単に上がるので分かった気になるのも慢心しなければありなのかもしれないです。
大枠での、貸借対照表と損益計算書を作る流れを学んだことになるのでしょうか?
まだ、教科書の進捗10%くらいなのですが、残りは何を学ぶのでしょうか?あまり先を急ぐと足元がおろそかになるので、まずはしっかり地固めしながら進めていきたいと思います。
簿記の一巡をめぐりたいと思います
まず手順を復習です
手順を全部追ってみましょう。 1. 取引を仕分ける 1. 仕訳表をつくる 1. 総勘定元帳をつくる 1. それを転記 1. 総勘定元帳から試算表をつくる 1. 試算表を元に精算表をつくる 1. 貸借対照表と損益計算書が完成する
こんな感じで進行しますね。
では、早速やっていきたいと思います。
① 今回のお題
今回はテキストを元にオリジナルで問題を作りました。
4月1日に現金10,000円で会社を設立した
4月3日銀行から現金30,000円借り入れた
4月10日家賃を3,000円現金で支払った
4月15日手数料を1000円受け取った
4月20日建物を9,000円で購入、現金で支払った
4月28日広告宣伝費を現金で500円支払った
こんな感じの取引を早速仕分けていきましょう。
② 取引を仕分ける
仕分けのルールは、借方・貸方が同じになるようにそれぞれの取引を左右に処理していくものでした。そのルールに則って、仕分けをしていくと、下のようになりました。
左右の仕分けで使う分類を勘定科目といい、基本的に試験では「コレを使ってね」と問題文に記載されているので、暗記の必要はないみたいです。(暗記するほど復習するのは必要みたいですが…)
③ 仕訳表を作成
②の取引を仕分けたものを試算表化しました。取引ごとにわかりやすくなりましたね。
④ 総勘定元帳を作成
③で作った仕訳表を元に総勘定元帳に作成していきます。総勘定元帳は2種類、標準式と残高式があります。
それぞれの勘定科目ごとに借方(左)、貸方(右)に仕分けしていきます。摘要という欄には仕訳表で書いた反対側の項目を記載します。例えば、4/1の現金であれば、資本金になりますね。
仕分ける時は反対側を書く。これは癖をつけて自然にできるようにがんばります。
実際に総勘定元帳を作って見ました。上が標準式、下が残高式になります。
残高式には摘要の欄が1つしかありません。こちらは右か左かどっちに残高があるのかを管理していきます。一番右の残高という行がそれにあたります。
現金でいえば、10,000+30,000+1,000-(3,000+9,000+500)=28,500で現金残高は28,500となります。
⑤ 試算表を作成
④の総勘定元帳を元に試算表を作成していきます。試算表は3種類。 「合算試算表」「残高試算表」「合計残高試算表」の3つになります。
合計試算表は、借方・貸方それぞれの合計値をうめていきます。残高試算表は、どっちが多いか残ったほうに埋めていきます。これは、総勘定元帳と見比べれはわかりやすいと思います。
⑥ 精算表を作成
⑤の試算表を元に精算表を作っていきます。 精算表を作ることで、目的の「貸借対照表」「損益計算書」にたどり着けます。
残高試算表を元に、資産にあたるものは借方、負債・純資産にあたるもの貸方へ写し、損益計算書の費用にあたるものは借方、収益にあたるものは貸方へ移します。
その作業が終われば、貸借対照表と損益計算書の完成です。再度復習でやってみましたが、まだまだ速度が足りてないですね。もっと精進したいと思います。
簿記の一巡を知ってしまい、じゃあ次は何をやるのか?
今回は、取引の発生から精算表をつくり、貸借対照表・損益計算書まで学びました。 自分でもう一度0から見直してみるとストーリーが分かってスッキリしました ちょっと先のテキストを覗き見したところによると、
次回は、さらに細かな② 仕分けの仕方を勉強していくようです。今後は、実際の経営活動で発生する取引をどう仕分けるのかのルールを中心に学ぶ必要がありそうです。現状の知識では考えるだけで、銀行から振り込んだとか、商品券をつかったとか、どう仕分けていいものか分からないですしね。
今日の、3~6の手順忘れないように定期的に練習しておこうと思います
今回も長文お付き合い頂きありがとうございました!